2025年降臨節~降誕節のご案内

予定

クリスマスシーズンが近づいてきました。日本聖公会の教会暦では、12月25日の「降誕日」を中心とし、その前4つの日曜を含む期節を「降臨節」、25日から1月6日の顕現日前夕までを「降誕節」と呼びます(祈祷書p.2)。
これらの期節をどのように過ごすか、簡単にまとめてみました。

降臨節とは


英語ではAdvent(アドベント)と呼びます。ひと言で言うと「クリスマスの備えのとき」。大切なお客さまを迎えるときに部屋を片付けるように、この世の救い主・イエスさまという大切な方をお迎えするため、神の御心に適わない思いを省み、心の中を整えることが大切です。整えながらツリーを飾ったりプレゼントやお料理が用意できたなら、きっと今までよりもっと素晴らしい期節となるでしょう。降臨節第1~第4主日~降誕日前夕までのおよそ4週間、慎みを表す紫色の祭色で過ごします。

降臨節の主日ごとにアドベント・クランツのろうそくに1本ず炎を灯していく習慣がありますが、それは心の中が少しずつ整って明るく・暖かくなってきたことを、また一日一日扉を開いていくアドベントカレンダーも、心が神さまに向けて開かれたしるしと言えるのではないでしょうか。

降誕節とは

クリスマス・イブのイブとは前夕という意味です。降誕節は24日の日没からスタートする、喜び(祭色=白)の期節です。そして25日の降誕日当日で終わってしまうのではなく、東の国から占星術の学者たちが幼子イエスさまを訪ねた顕現日(1月6日)の前夕まで続く「シーズン」なのです。年を越しても教会のイルミネーションが灯り続けるのは、決して放置しているわけではないのです。
この間には降誕後第1~2主日や聖なる幼子の日(12月28日)、主イエス命名の日(1月1日)といった幼子イエスさまに関連する出来事を記念する祝日があり、クリスマスの意味を深める期節となっています。

2025年のスケジュールは

降臨節は11月30日前夕から12月24日日没まで、降誕節は25日前夕から1月5日日没までとなります。
この間の礼拝予定が決まりましたのでお知らせします。テキストでは12月24,25日のみご案内し、それ以外は(信徒向けではありますが…)PDFファイルをご覧ください。もちろん、礼拝はどなたでもご参列いただけます。

12月24日(水)降誕日前夕

19:00 降誕日前夕の礼拝(キャロル礼拝・キャンドルサービス):終了後はティータイムを持ちます。
22:00 降誕日第1聖餐式(昨年までと時間が変更になっていますのでお気をつけください)

12月25日(木)降誕日

06:00 降誕日第2聖餐式
10:30 降誕日第3聖餐式:終了後は祝会を行います。

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